春の味覚・はっさくの美味しい食べ方!
先日、和歌山まで足を伸ばしてきました。
皆様は和歌山にどんなイメージを持ってますか?
柑橘類、梅干し、柿、白浜アドベンチャーワールド、辺りでしょうか。
今回は柑橘類について、特にはっさくについてのお話です。
はっさくって何?
はっさくってブンタンの雑種らしいんですが皆さんご存知でした?私はブンタンと言われてもピンと来ない程度には品種に疎いので今回初めて知りました。
はっさくの収穫量はダントツで和歌山が全国一位、半分以上を和歌山で生産されているそうです。
味は甘過ぎず、ほんの少し苦く、酸味の強い果実です。腐りにくく、剥くのが手間な果物。
そのくらいの認識だったんですが、和歌山の道の駅であまりにも安く売っていたので、5つ入りの袋を買ってきました。
いくらだったか忘れてしまいましたが、350円くらいだったと思います。
ちなみにキウイもB級品が5つで100円で売ってました。キウイなんてスーパーで1つ100円はするのに、産地は流石の安さ……ということなんでしょうか?B級とはいえ格安です。
帰ってきたその夜、コタツに入って夜のデザート代わりに食べてみました。
そのはっさくが思った以上に美味しくて、酸味と甘みのバランスが絶妙、独特の粒の歯ごたえと溢れ出すさっぱりした果汁が美味しくて1玉あっという間に食べてしまいました。
はっさくってもっと酸っぱいイメージだったんですが思った以上に食べやすい。
はっさくの旬と美味しい食べ方
ハマってしまった私は近所のスーパーで買い足しに行ったのですが、値段が倍くらい違って驚きました。
実ははっさくって3月が流通のピークだそうです。私がはっさくを和歌山で購入したのは2月の頭、その頃通りがかったはっさく畑では既に樹木にはっさくの実は見当たらず、地面に転がったはっさく達が残るのみでした。
少し疑問に思って調べてみたら、はっさくの収穫自体は12月がピーク。収穫したてのはっさくはとても酸っぱいため、それから3月まで蔵で寝かせた後に流通するそうです。
そもそもはっさくは購入してから2週間くらいは日持ちする果物です。
酸っぱいはっさくに当たった場合は2、3日陽にあててあげるとあまくなるので是非試して見てください。
私が子供の頃ははっさくの甘さ控えめで少し苦味があるのが苦手でした。
なので、大量に剥いたものをタッパーに入れて、砂糖をまぶして冷蔵庫で寝かせます。
するとはっさくは甘くなるし、砂糖によって滲み出た果汁がジュースのようで美味しいんです。苦味と酸味が苦手な人は試して見てください。
3月が旬!はっさくを食べよう!
ちなみにはっさくは一日のビタミンCを1玉でカバー出来るくらいの食品。美容にも健康にも良いので、冬の寒さに体調を崩し気味の方にもオススメです。
美味しく健康のためになるのなら有り難いですよね。
私も積極的に食べていこうな。