ウイログ

DIY、美容、料理、園芸など、広く興味の赴くままにトライした事柄をまとめて行きます。

脱衣所の壁をリフォームしてみた。後編(珪藻土ペンキ編)

昨日の続きです。

前編では「壁紙剥がし」して、「養生」して、「下処理」までやりました。
もはやあとは楽しい作業しかないです。
そう、ペンキ塗りです!

本来私は珪藻土を塗ってやろうと考えてました。しかしいろいろ調べていくと想像以上に塗るテクニックが必要そうだなと気付きました。
あと、単純にこの珪藻土ペンキ、めっちゃコスパ良いし、色が可愛いんです。

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はじめは白しかありえないと思ってたんですが、せっかく塗るならちょっと冒険してみる?とか、欲が出始めて、パステルカラーで柔らかい色ならそこまで影響ないんじゃないか?となって、この若葉色になりました。
柔らかく明るい色なのでめちゃくちゃおすすめしたい色です。
ただ、10キロを買ったのはやりすぎでした。まだだいぶ余ってます。

ちなみに先日の下処理した「アクドメール」は薄めて使うタイプの液でしたが、この「かんたん・あんしん珪藻土」も、「水性ペンキ」に分類され、水で粘度を調剤できます。
だからこそ、使った筆を水洗いで再利用できたんですね。


私は塗るのに時間がかかるからと水を入れすぎたせいで塗った珪藻土が薄付きになってしまいました。ただ、分厚く塗るとひび割れることもあるそうなので目指す仕上がりに向けて調整するのがいいと思います。

ちなみに油性ペンキの場合は筆を水洗いすることができないし、ペンキの濃度を調整するにも「ペンキ薄め液」が必要になります。扱いが難しいのは油性ペンキで間違いないと思います。一応筆は「薄め液」で洗えば再利用できるようです。
ペンキの強度は油性ペンキのほうが強いし、一度塗りできれいに発色するのは油性です。
刷毛の跡が残りにくいのも油性だそうですよ。
……私の腕では油性ペンキを刷毛塗りするとがっつり刷毛の跡が残りますが、多分塗るペンキの量や薄め液の使い方が下手だったんだろうなと思います。


話が脱線しましたが、アクドメールと同じように刷毛で縁を塗って、中をローラーで塗りつぶして行きます。これ、アクドメールのときは気が付かなかったんですが、ローラーでペンキを塗るとめちゃくちゃペンキが飛びます。細かい霧吹き状に手や服や顔につくのでマスクや汚れてもいい服や帽子を装備したほうが良さそうです。
私はマスクと百均のキャップを被って作業しました。夏場は死にそうになります。

一度塗りではなんだか発色が中途半端で心配になりますが、大丈夫。2度塗りしたらすごくマットになるし発色もきれいになります。
2度塗りでも気になる人や、下地が透ける気がする人は3度塗りしてみましょう。
満足するまで工夫できるのもDIYの良いところです。

塗り終わったら養生やマスキングテープを剥がす作業です。これは乾く前に剥がすのが良いそうです。というのも、乾ききってからだとペンキが剥がれたり割れたりしやすいためです。
本当にべりっと剥がれるので、乾いちゃったなーって所はカッターで切り目を入れてマスキングテープを剥がすようにしたほうが良いです。私はいつもスーッとカッターを滑らせてから剥がしてます。線みたいにマステが壁に残ることもありますが、それはそれで、見た目に問題なければ無かったことにしたり、もう一度カッターで切って調整したりします。

最後に、どうしてもマスキングしてもはみ出したり、養生を剥がすときについちゃったりするので、濡らした雑巾で掃除します。
乾く前であれば濡れ雑巾できれいに拭き取れるので、一気に掃除まで終わらせてしまいましょう。

筆を洗う余力が残ってなければざっと流して水につけておけば明日処理しても大丈夫。
ちなみに水性ペンキはある程度なら排水で捨てても大丈夫ですが、極力新聞紙に塗りつけて捨てたり、使い切ってしまうのが良いと思います。
缶の蓋をしっかり締めて保存しておけば、一年半経過したいまでも使える状態でした。
ペンキの残ったものは可能なら残しておいたほうがいいと思います。
壁が汚れたり、リフォームで隠れていた場所が露出したりした時に残しておいたペンキでささっと補修できるので、きれいな壁を維持できますよ。

ひとまず、我が家の壁塗替えリフォームは以上となります。

参考になれば幸いです!