ウイログ

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脱衣所の壁をリフォームしてみる。前編(下準備)

これは一年半前に行ったリフォーム作業なので、残っている写真が少ないですが、記録も兼ねてまとめていきたいと思います。

中型犬を飼っていた頃、壁を齧ったり粗相をしたりしたために壁がボロボロになっていました。
そうでなくても、脱衣所って水を扱うことが多いためか、はしっこがめくれたりしていてちょっと見苦しい感じになってました。

Before画像がないんですが、ところどころボロボロになっていた壁紙をひっぺがしはじめたところの画像が残ってました。

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剥がすの本当に大変でした。
このあと別の場所も塗り替えたんですが、そっちは壁紙の損傷もなく一気に剥がれるんです。壁紙がボロボロだと一気に剥がしたくても脆くなっていてなかなか剥がれないんですよね。
剥がれない部分は道具を使ってガリガリ削ります。下地まで傷付けないように慎重に。
下地が傷付くと下地処理としてパテを使って埋めて平らにしたりします。
そうしないと新しく壁紙を張ってもボコボコになったり、ペンキを塗っても汚くなってしまいます。
まぁでも、ペンキ塗るなら多少ぼこぅおしてても傷付いてたとしてもそれはそれで味ってことでいいと思います。

壁紙剥がしにはこういう道具があると便利。
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金属製のヘラですね。ヘラ先は鋭いほうがスムーズに壁紙と壁の間に入ってくれますが、壁紙が破れたりもするので諸刃です(笑)

あと壁の補修にはこれが良かった。
ヘラ付きだから壁に乗せて平にならすのも簡単なんです。
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壁紙の剥がし方はカッターで切り目を入れて、刃を寝かせて差し入れるときっかけができるのでそれをなるべくちぎれないように指に少しずつ力を込めてひっぺがしていきます。
大体壁紙って横幅50センチ~90センチのものがロールになってます。それを縦向きに天井から床まで一枚で張ります。一気に剥がれればそれでもいいけど、手が届かなかったりするので自分の視線より高い位置にカッターで横一文字に切り目を入れて剥がすのが私はやりやすかったです。
大きく剥がしたほうがいいよーって書いてあるサイトが多いのは、その方が圧倒的に片付けが楽なんですよね。
千切れた壁紙拾うの結構面倒です。
あと、私の場合は大きく剥がした壁紙を床に敷いて養生の代わりにしました。

これがめちゃくちゃよかった!ペンキを塗る場合は剥がした壁紙を床に敷くのおすすめです!

新聞紙引いてやるつもりだったんですが、新聞紙ではペンキが染みて新聞ごと床にくっつくので余計に大変でした……
もちろん、養生テープはるか、ビニールシートとか敷くのがいいんでしょうけど、壁紙使いやすいです。
使ったあと捨てれるし、紙だから折りたたんでサイズ合わせるの楽だし、角だしとかしやすいし、障害物あるところは破ってビニールテープでぐるぐる巻くときれいに養生できるから私にとってはいいことしかなかったです。

壁紙を剥がしていくと、コンセントとかスイッチとかにぶち当たると思います。
コンセントカバーやスイッチカバーは予め外しておきましょう。この時にドライバーが必要ですね。
外したネジは無くなったり行方不明になったりしやすいので、マスキングテープでコンセントカバーやスイッチカバーに貼り付けておくのがおすすめです。

マスキングテープは何かとめっちゃ使えるので多めに買っておくのがおすすめ。
百均でも売ってますが粘着が強すぎたり張り付きが甘かったりするから私はホームセンターで十個セットとかのやつを買いました。

剥がしていくとこうなりますf:id:infinitytry1:20190924134107j:plain

廃墟感がなかなかすごいです。このあと私は下地を処理するためにシーリング?アク止め剤?を塗りました。

これ。
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塗ると壁がツルッとします。2度塗りしました。


塗るときはローラーと刷毛の両方用意しておくことをおすすめします。
あと使いかけだけどマスキングテープと養生ビニールは必須。

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ペンキをローラーにつけるための道具は写真の黒いのでもいいし、百均でこういう平たいやつ買ってもいい。白い平たいやつ使うとね、椅子とかに乗ったときめっちゃ持つの大変でした。けど、できなくはない。
黒いのでも五百円くらいだから両方買ってもいいと思います。

ちなみに私はローラーと刷毛は洗って使いまわしました。よーくすすいで乾かせば問題ないので、下地剤のペンキもこれで塗りました。
ローラーは使いにくくなってきた気がしますが、刷毛は繰り返し使っても使い勝手はそんなに変わらないです。

アクドメール(下地処理剤)とかの乾燥時間は容器の裏に書いてあります。20分くらいで乾きます。水をつけて白くならなければ上塗りOK、です。

ここまでの処理、壁紙剥がしと養生に1日、養生の仕上げとペンキ塗り2回で1日掛かってます。

意外と養生が時間がかかります。下地塗りは色が付くわけでもないので養生を適当にしても気にならないんですが、このあとの珪藻土ペンキ作業を思うとね……ちゃんと養生とマスキングしないとペンキはみ出たり、塗り残しが出てしまうから……

マスキングテープの貼り方が一番難しいでした。こだわり始めると一番テクニックがいるのはマステポジションかもしれません。
私は遠目で見た仕上がりに問題なければ良いことにしようと思ったのでだいぶ雑な方です。

ペンキ塗りについてはまた後日後編にてご紹介いたします。