ライティングってなに?
大人になってから自分で文章を書く機会って減ってませんか?
成人してからはテンプレートを引っ張ってきて文字を入れ替えたり置き換えたりすることが増えて、人にわかりやすく伝えるための文章を書く機会は減ったように思います。
如何にアラの少ない文章にするか、ビジネスマナーを押さえたものにして及第点を貰えればまぁいいや、とネットに溢れる先人達の言い回しをお借りしてお借りしてお借りするばかり……
私は大人になると自分の言葉で文章を起こしたりすることが本当になくなりました。
このブログを始める前、ずっと昔にブログをつけていましたが、その頃書いていたのは自分の趣味や日記。
そもそも自分の書く文章はいつも長くなるばかりで、そのくせ伝えきれた気がしないことが多いです。
これはなにか効率的な書き方とかポイントあるんじゃないか?
ライティングって技術があるらしい
そういう所からネット検索をしていると「ライティング」という言葉にたどり着きました。
ライティングって技術のことだと思うけれど、今ひとつどんなもののことを言うのか分からない。
とりあえず検索をかけてみると「ライティング」には「lighting」と「writing」が出てきました。
だいたい人はこの単語の違いはわかると思いますが私はとにかく英語が苦手だったので説明させてください。
lightingは照明とか光の当たり具合を調節する技術で、writingは書くこと。
なるほど、言葉自体の意味はわかりました。
もう少し見ていくとWebライティングって言葉がチラホラ目につき始めます。
どうやらWeb上、ホームページやブログなどに掲載して読まれやすい文章を作るスキルをライティングと読んでいるようです。
インターネットの膨大な情報の中から利用者に立ち止まって読んでもらうためには色んな技術や工夫が必要だってことですね。
ライティングについてぼんやり定義が分かってきました。
お勉強のために
せっかくブログを始めることにしたので私も人に読まれる文章を意識してみようと思い、文章について書かれた本を1冊、楽天さんで購入してみました。
購入した本はこちら。
20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書) 古賀 史健
結構いろんなところでレビューを見掛けましたが評判は上々、新書版だから重たくなくて読みやすい魅力です。
「嫌われる勇気」を書かれた著者さんだったんですね。他にも心理学に基づいた自己啓発本を出されてるようです。
読んでみるとその読みやすさに驚きます。
序章にあたるガイダンス部分を読んでみたのですがすごく読みやすいしこの書籍の目的がよくわかります。
読み始めの手応えって本を読む上で重要ですよね。
全然頭に入ってこない本を読んでいて、結構読み進められたと思ってページ数を確認するとまだ半分にも届いてない……なんてこと、よくあります。その時点で私は一旦その本を置いてしまうことが多いなぁ……
どれだけためになる書籍でも、苦痛を伴うと続けにくいです。
「学ぶこと」が目的だったのに「読み切ること」が目的になってしまって内容が頭に入ってこないことも……
私はこの読みやすさというのはとても重要だと思ってます。
本書はリズム、構成、読者、編集の4つの段階で成り立っています。目次を読むだけでなるほどなぁ、と思える切り口がたくさんありました。
たとえば、「導入は映画の予告編のつもりで」って言い回し、すごくわかりやすいと思いませんか?読みたいと思わせるために作る部分であることが伝わりますよね。
「見直しは必ず2回読む」というのも、行動の指針になって理解しやすいです。
そんな的確なアドバイスが詳しく噛み砕いてあります。
重要なのは意識して書くこと
筋トレとかでも鍛える筋肉を意識して運動すると、効果が全然違うって聞きますよね。あれと同じことなのかなと思います。
そして何を意識して書くと効果的なのかを理解するには、文章構成について学べる書籍を読むのは効果的だと感じました。
今回紹介した書籍に限らず、自分が気になる書籍を見つけて読んでみてください。
あとは意識して書き続けていくことですね、頑張ろうと思います。
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